日付 | 出来事 |
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1122年 3月 |
4代目当主、政狐率いる討伐隊が二つ目の祭具奪還のため百鬼祭りに突入。 政狐は父神の能力が色濃く反映された交神2代目とは思えぬ能力の持ち主だったが、無限に呼び出される式神には勝てず二度式神を退けるもやむ得ず撤退した。 その後、政狐は夜鳥子を召喚し翌月に他界。 才能には恵まれたが、二人の息子は能力に恵まれず、自身も生まれてくる時期にも恵まれなかった。 しかし彼女が切り開いた迷宮の道筋や、鬼神の知識は確実に一族に残された。 |
1120年 6月 |
美三の母神、福招き美也様が娘を届けた直後に天界を出奔。 これにより一族初の親子対決が演じられることになった。 存命していた父の三郎も出陣を望んだが、老衰のため出陣は叶わなかった。 戦いは一族の圧勝。その二か月後、三郎は他界した。 三郎の葬儀が終わると三美は 「両親に稽古を受けられたのは幸せだが、あんな能天気な母だとは思わなかったにゃ」 と仏壇に供えられた饅頭をつまみ食いしながら語ったという。 この月の思い出 この月に誕生した一族 政狐 |
1119年 10月 |
交神で生まれた初めての娘、政子の初陣 都一の暴れん坊と謳われた三兄弟を超える剛腕に、男達は目を見張った。 薙刀一振りで鬼を一掃する姿に、「これならば恨みを晴らせる」と希望を抱く反面、「自分達は人間でいられるのか」という一抹の不安を感じるのだった。 この月の思い出 |