綴景大の追憶:千穂 初代当主を表示する


天目 炎耳
小夜

千穂

名前 千穂 (ちほ)
職業 弓使い
生年月日 1020年 3月 〜 1022年 2月(享年1歳11ヶ月)
当主経験 5代目当主
メモ 第5代当主。

朱ノ首輪をはめ、心を蝕まれながらも、九重楼にてやたノ黒蝿様を解放。その縁もあって、黒蝿様と交神の儀を交わし、娘・羽黒を授かる。

当初、大江山への討ち入りは娘の羽黒が参加する予定だったが、初陣も果たしていないことや、一族の戦力も不十分という不安材料も多かった。

その折、彼女が当主に就任した月の大江山討伐で炎8つの内、7つが熱狂の赤い炎という異常事態が起きる。この討伐で必要としていた術や、強力な武具を多数手に入れ、戦力が整うことになる。

翌月、意を決した彼女は娘を家に待機させ、老いが見え始めた身体に鞭打ち、甥御や姪を引き連れて朱点討ち入りを決行。指輪の力で体得した円子などの術で一族を支え、見事鬼朱点を討ち果たす。そこには、娘を戦わせたくない、忌まわしい呪いから解放したいと願う親心が見てとれるようだった。

しかし、その願いは微塵に打ち砕かれることになる。
遺言は、その無念がひしひしと感じられるものであった。 

在任期間こそ四ヵ月と短かったものの、鮮烈な印象を残した当主であった。 


羽黒